よく言われているのが
「食べたものでわたし達の体はできている」という言葉。
仕事に家事に育児に趣味に忙しくて「あるものでいいや。」「買ってきた物ですまそう。」「今日は外食。」「出前にしよう。」と過ごしている内に食事がおろそかになってしまう現代のわたし達。
わたしもそうでした。
仕事で疲れた帰り道はテイクアウトしたり、休みの日は外食しないと仕事で頑張っている意味がない!美味しい物を食べたい!と欲求のまま好き勝手食べて・・・。
管理栄養士でありながら食べ物の本質を見ずに表面ばかり見ていた気がします。
たとえば仕事で、
野菜の値段が上がってきたら冷凍の中国産野菜を使用して給食材料費を抑えたり、
栄養価計算ソフトでカロリー・タンパク質・脂質・炭水化物・食物繊維・塩分・カルシウム等・・・の数値が基準に合えば良しとして献立を立てて。
これは管理栄養士として求められている仕事なので仕方がないことだけど
ふと立ち止まったら、「あれ?これっておかしくない?」
「私がやりたいことってこれだっけ?」「疑問を持ちながらこのまま定年まで働くの?」・・・・・・と
自分のしている仕事、人生を見つめ直してしまったら、もうがむしゃらに働いていた時とは違う感情、思いが出てきたのでした。
つづく・・・